アフターブーケ

ブーケの多様化

ドライブーケ

結婚式で持ったウェディング・ブーケは、ブーケ・トスにより独身の女性に送られる、という習慣がありますが、 近年ではウェディングスタイルの多様化により、ウェディング・ブーケの扱いにも色々なパターンが生まれています。 アフターブーケはその一つで、使用したブーケを挙式後に「押し花」や「ドライフラワー」に加工し、額縁や木製・ガラス製の箱に入れて保存し、 結婚式の想い出として残すことをいいます。具体的には、「押し花ブーケ」、「プレストブーケ」、「ドライブーケ」、「キュービック」など、様々な呼び方をされています。

【押し花ブーケ】

ブーケを押し花にしたものを「押し花ブーケ」「プレストブーケ」といいます。立体を平面にするため、生花から多少イメージが変わることもありますが、 ブーケ全体のイメージについては、かなり再現性が高いです。また、見た目は絵画のような仕上がりになるので、絵画のように飾ることができます。 ブーケの押し花は自分でも頑張れば作れそうな気がしてしまいますが、素人ではなかなか作れません。 生花の色や形を生かしつつ長期保存ができるようにするためには、専門の道具や材料が必要で、製作期間も1~2ヶ月程度かかります。価格はだいたい3~4万円です。 結婚式で使った想い出のブーケを綺麗に残すためには、プロに依頼するのが良いでしょう。

【ドライフラワー・3Dブーケ】

生花を一輪ずつ乾燥させ、再びブーケのように作るものを「ドライフラワー」といいます。 花そのもののイメージを残すには最適ですが、非常に高度な技術が必要なので、複雑なアレンジのブーケには向いていません。 ドライフラワー加工をし、さらに着色などの加工を施してから額に封じ込めたものを「立体額」「3Dブーケ」などと呼びます。